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ゴーヤー】 2007.09.01

知り合いから、ゴーヤーをいただきました。

普段あまり食べる機会がなく、ゴーヤーといえば、「ゴーヤーチャンプル」しか思い浮かばず、まずはそれが食卓に並びました。妹は手も付けませんでした。以前作った時は、肉や卵だけを選んで食べ、キレイにゴーヤーを残したので、「食べないだろうな」とは思っていたのですが・・。

妹が料理に全く手をつけないというのは珍しいことです。よほどお腹がいっぱいでも、とりあえず、箸を入れてグルグルとかき混ぜ、「食べたくない」ということを、その行動で物語っているかのように、何度も何度も混ぜた後、流しやゴミ箱に捨てます。

「食べたくないなら残してもいいんだよ」と言ってみたり、妹の前から食器を遠ざけようとすると、顔をそむけて拒否の意思を示します。さんざんかき混ぜた後、結局捨てることは分かっているのですが、無理矢理取り上げて捨てることはしません。自分のタイミングで捨てさせる方が妹も納得するからです。

ゴーヤーはたぶんあの苦味が苦手なのでしょう。甘い、しょっぱい、辛いなどの味には馴染みがあっても、苦いというものはわりと最近になって食べたものなので、なかなか受け入れることができないのではないかと思います。

今回のゴーヤーチャンプルは、下ごしらえの段階で、水に浸す時間が少なかったので、苦味が強いのかと思い、インターネットで調べ、「塩もみをして汁を捨て、軽く熱湯をくぐらせると食べやすい」と書いているサイトがあったので、早速試してみました。そうやって食べやすくしたゴーヤーと玉ねぎとツナをマヨネーズであえたサラダを作ったのです。

結果は、今回も手も付けてくれませんでした。味見すると、ほとんど苦味がなく、「これなら食べてもらえるかも!」と思えるほどうまくできたので、ショックでした。ゴーヤーの形そのもので、あの苦味を思い出し、拒否反応をするのかもしれません。

「となると、何を作っても食べてもらえないのではないか・・」。そう思いながらも、ゴーヤーも残っているし、もう一回だけ挑戦してみて、それでダメだったら、ゴーヤーは誰かにあげようと思ったのです。

そして、次に挑戦したのが、ゴーヤーとじゃがいもとベーコンをオリーブオイルで炒めて、塩コショウをしたもの。シンプルですが、我ながら美味しくできました。そのレシピには、塩もみをして軽く熱湯をくぐらせるというやり方は書いてなかったのですが、念のため、ゴーヤーを食べやすくしたのです。

そして、妹の前にそれを出しました。ゴーヤーの形が分かるので、「今回もダメかな」という諦めと、「いや、今回は食べそうな気がする」という期待が、まさに半分ずつで、祈るような気持ちで妹の様子を伺っていました。

とうとう、妹は口に運んでくれました。苦味が多少あるので、一口食べても出す可能性があり、安心できないと思っていたのですが、妹の箸が止まることはなく、結局、最後まで食べてくれました。

こんな些細なことですが、心の底から嬉しかったです。そして、自分では思いつかないようなことを、インターネットで調べられる今の世の中にとても感謝しました。

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