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について】 2007.05.11

は、自閉症という病気を持って、この世に生まれてきました。

知的障害、言語障害、情緒不安定、てんかんなど、他にもいくつかの障害があります。

声は出しますが、言葉にはならないので、言葉によるコミュニケーションがはかれません。

私たちが言っていることを、理解してくれているのではないかと思うこともたまにありますが、毎日、妹がしてほしいこと、行きたい所、食べたい物などを、探し当てるような生活を送っていると思ってもらった方がいいかもしれません。

探し当てられた時、妹の心の底から満足した笑顔を見ることができると、とても嬉しく、「やった!」とガッツポーズを取りたくなるほどです。でも、それが外れると、妹は遠慮なく不機嫌な態度をあらわにします。

何かが気になったままの状態では、寝ないこともあります。その理由は様々です。暑くて機嫌が悪かったり、食べ物に満足してなかったり、服を何度も取り替えたり、布団が気に入らなかったり・・。

それも、要求が直接的じゃなく、例えば、本当は布団が気に入らないのに、食べ物に固執したりするので、要求するたびに食べさせているのに、一向に満足せず、結果的に、ものすごい量を食べることになってしまうことがあります。

タイトル通り、ニコニコ生活を送っている時間の方が長いのですが、妹の要求に的確に答えてあげられなかった時と、てんかん発作が近くなった時は、イライラすることが多く、さっきまで笑っていたかと思うと、急に怒り出したりします。

今はとにかく、理解できないだろうなと思っても、積極的に話しかけるようにしています。時々、「○○しようね!」と言うと、「うん!」とタイミング良く声を出したりするので、意外と理解しているのかなと思うことも、たびたびあります。

1人でいることを好んでいるとばかり思っていた妹に、話しかけたり、スキンシップを取るようになり、最初は少し嫌がっているように見えましたが、徐々に妹の笑顔も増えていき、最近では妹から抱きついてくるようになりました。

きっかけは、生まれて初めて、ある占い師さんにみてもらった時のことでした。半信半疑ではあったものの、不幸が起きるなどと言い、何かを売りつけるわけではないし、占いとして言われたことも納得のいくものだったし、あくまで前向きに相手の考えを持っていくことに徹しているようなところがあって、とても信用できる人でした。

その占い師さんが言っていたのは、このようなことです。「ボケ老人をボケ老人扱いすると、自分はボケ老人なんだと思い、どんどんボケが進行していく。家族がボケていると特別視せず、なるべく普通に接していたら、ボケの進行が止まったという例もある。障害者も障害者扱いしていると、自分は障害者なんだと思って、どんどん殻に閉じこもっていくんだから、なるべく話しかけたり、スキンシップを取ったりして、普通に接しなさい」

占いを全面的に信じるわけではありませんが、その人が教えてくれたことは、占いではなく、人から聞いた体験談で、とても参考になるものでした。事実、それがなければ、今のような妹の笑顔はなかったような気がします。

連絡先をなくしてしまい、今、その占い師さんがどこで何をなさっているのかは分かりませんが、本当に感謝していますし、もう一度会いたいなと思っています。

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