以前、「愛のモーツァルト療法 」という本を読みました。難病治療に音楽セラピーを取り入れている、篠原佳年さんの本です。
モーツァルトの音楽で健康を取り戻したり、元気を得たり、心を癒したりすることが可能だと書いてありました。
数あるクラシックの名曲の中でも、聞き手を選ばず、誰でも抵抗なく受け入れることができるうえ、音楽セラピーでは、音響の比重が高音域に偏っていて、繰り返し聞いても飽きがこないものが適しています。そういった意味で、もっとも適しているのが、モーツァルトの音楽ということでした。
「イルカセラピーで自閉症が治る」という興味深い内容も書いていました。イルカは水中で10万ヘルツ以上の高周波を出すので、水中に高周波が飛び交っています。その音が体内で聞いていた母親の声に似ているので、その頃の記憶が甦っているのかもしれないという説があるそうです。
体内環境によく似た体験をすると、耳が体内にいた頃の状態にリセットされるのではないかと言われています。体内の頃の耳に戻ると、すべてを聞き入れる準備がある白紙の状態になり、心が自動的に開き、自閉症が治ってしまうことがあるそうです。
妹にも何らかの効果があるのでは・・と、早速、CDを借りてきてかけてみたりしました。
私たちが音楽を聴くのは、もっぱら車の中なんですけど、運転中、モーツァルトをかけると、眠くなることが判明し、あげく、妹の反応もイマイチということで、以来、モーツァルトからはすっかりかけ離れてしまいました。
代わりに、我が家の車で一番かかっているのは、松田聖子「BIBLE 」。ベスト版です。
やっぱり、小さい頃に聴いた音楽というのは、聴いてないように見えても、どこかで覚えがあるみたいで、このCDをかけた時は、明らかに反応が違いました。
あとは、アニメの歌(世界名作劇場とか、となりのトトロなど)ですね。反応が良いのは。
それから、男の人の声は嫌いみたいです。明るい女の人の声で歌われたものが良いらしく、男の人の声で歌われたものだと、かなりの確率で、機嫌が悪くなってしまいます。
松田聖子やアニメの曲、かかっていても、別にいいんですけど、我が家ではそれが普通でも、よその人が聴いたら、「アイドルおたく」、もしくは、「アニメおたく」と思われそうです(笑)。
実際、かけていることに麻痺してきているので、窓を開けて、誰かと話す時も、かけたままだったりして、後でそれに気づいて、ちょっと恥ずかしかったな・・と思うことがたまにあります。
でも、松田聖子、やっぱりかけてます。妹の機嫌が良いのが一番ですから。
(2007.08.24加筆)
それまでも、「もしかして好き?」と思うような反応をしていましたが、最近、ゴダイゴの「銀河鉄道999」をテレビで聴く機会がありました。その時はそれほど機嫌が良くなかったにもかかわらず、突然体を大きく揺らし始め、顔にも笑みが浮かんでいたので、「やっぱり好きなのね」ということになり、先日、レンタルショップで「ゴダイゴ ベスト・アルバム 」を借りてきました。今、車の中の音楽はもっぱらそれなのですが、松田聖子のリピートにうんざりしていた私たちにもかなり新鮮で、他にも妹が気に入ってくれる音楽が増えればいいのになと思いました。
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