小さい頃から、睡眠は不規則でした。興奮状態のために寝つけず、一晩中、うろうろしていることもあれば、寝たとしても、睡眠時間は極端に短く、母が寝ている間に、外に出て行かないように、ドアを足で押さえながら寝るのが日課でした。
施設に入っていた頃は、団体行動ということもあり、妹が寝ないことによって、他の人の睡眠の妨げになるという理由から、睡眠薬を飲まされていました。
最初は、夕飯の時だけだった睡眠薬が、それでも寝ないからと言って、さらに就寝時間の1時間半前に飲ませるようになり・・と、だんだん増えていきました。
家に一時帰省した時などは、夕飯の時だけ飲ませれば寝ることが多かったので、極力、飲ませないようにしていましたが、毎日の生活であんなに飲まされていたのでは、体に良くはないだろうな・・と心配していました。
寝ないとなったら、頑として、寝ない人でした。本当は寝たいのに、神経が高ぶって寝られないことも、けっこうあったようです。
てんかんの病院に行った時も、睡眠時の脳波を取らなくてはならないので、朝、家を出る前に睡眠薬を飲むように言われ、病院に行ってもさらに飲まされ、それでも寝ないからさらに・・ということが、毎回でした。そのたびに、頑として寝なかったのです。
妹は、脳波を取ることを異常に嫌がります。一瞬、睡魔に負けて眠りについても、脳波を取る機械を取り付ける前につけられるクリームを塗られた瞬間に、必死に抵抗の声をあげるのでした。
脳波を取るのを諦め、帰りの車の中で、妹はようやく安心して眠りにつきます。通常の3,4倍の量の睡眠薬を飲まされても、嫌となったら、意地でも起きているのです。
今は、夕食後、夜のドライブに行き、帰ってきて、ちょっと何かを食べたり、飲んだりし、23時頃に、家族全員、一斉に布団に入ることにしています。
たまに、家族が揃わず、タイミングを外したり、どうしても寝付けずに起きてしまったり、気になるものがあったりして、寝ないことはありますが、以前に比べたら、だいぶ寝るようになりました。
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